ランディングページの解析をするために必要なパラメーターとは

2019.9.26
サイト分析改善

皆さんは、ランディングページの分析改善をどのように進めていますでしょうか。

ウェブマーケティングで必要なランディングページは生き物です。

そのため、一度作って公開したら終わりという言うわけではなく、

定期的に分析をしながら問題個所を発見し改善していく必要があります。

このような作業はLPO(Landing Page Optimization:ランディングページの最適化)と呼ばれ、

ランディングページで継続的に効果を出していくためには欠かせない作業となっています。

 

このLPOの際に必要となってくるのが、流入元を特定するためのパラメーターになります。

特にインターネット広告などを活用してランディングページへの流入数を増やしている場合、

パラメーターを付与していないと、どの広告からの流入なのかが分からなくなり、

その後の分析改善が難しくなってしまいます。

 

パラメーターをまだ付与していないという方は是非参考にしてみてください。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

<目次>

1.パラメーターとは

2.Googleアナリティクスによる解析

3.ヒートマップによる解析

4.まとめ

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

1.パラメーターとは

パラメーターにはいくつかの種類がありますが、今回はGoogleアナリティクスを計測する際に利用されている、パラメーターについて紹介いたします。

このパラメーターは《カスタムURL》や《utmパラメーター》と呼ばれることもあります。

 

パラメーターとは、URLの後方に付与された「?」以下の部分のことです。

 

【パラメーターの例】

https://〇〇-landingpage.jp/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=targeting

 

この例にあるようなURLですと、「?」以下の

?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=targeting

の部分がパラメーターになります。

 

このパラメーターをURLに付与することによって、解析ツール側では、どこで発生したクリックによりランディングページに遷移してきたのかを確認することができます。逆に、このパラメーターが付与されていなければ、すべての流入が

 

https://〇〇-landingpage.jp/

※「?」前の前方部分

 

直接入力してきたと判定されてしまい、ユーザーが遷移してきた経路を確認することができません。

 

インターネット広告で複数の媒体を使って配信する場合、その媒体ごとでのユーザーの行動パターンは異なるといえます。

Yahoo!のリスティング広告からきたのか、Google広告からきたのか、もしくはFacebook広告など別の媒体から流入してきたのかなど、ユーザーの経路の識別ができなければその後の改善が難しくなってしまいます。

 

ユーザーの流入経路を識別するためには、それぞれの媒体に広告を入稿する際に、

このパラメーターを付与しておく必要がありますので注意しましょう。

 

 

2.Googleアナリティクスによる解析

Googleアナリティクスで使用されているパラメーターには、下記の5種類があります。

 

・utm_source: ※必須

・utm_medium: ※必須

・utm_campaign: ※必須

・utm_term:

・utm_content:

 

〇utm_source:

GoogleやYahoo!などの媒体社を識別します。

 

〇utm_medium:

その流入元が広告による発生なのか、ソーシャルメディアによるものなのか、もしくはメルマガによるものなのかといったような、そのメディアを識別します。

例えば、Googleアナリティクスで分析する場合、流入元のソース(source)がYahoo!であったとしても、メディア(medium)を別々に記入することで、その流入がリスティン広告なのか、ディスプレイ広告なのかと切り分けて管理することができます。

 

【例】

Yahooのリスティング広告の場合に必要なパラメーター

?utm_source=yahoo&utm_medium=cpc

 

Yahooのディスプレイ広告の場合に必要なパラメーター

?utm_source=yahoo&utm_medium=display

 

※この例のように、ソースが同じであっても、メディアが異なる場合があります。

 

 

〇utm_campaign:

広告のキャンペーンや施策ごとに識別することができます。

例えば、「夏のセールキャンペーン」や「会員限定DMキャンペーン」など、

個別のマーケティング施策ごとの効果を確認することができます。

 

〇utm_term:

リスティング広告などでキーワードごに効果を可視化したい場合、この項目にキーワードを入れることで、キーワードごとの効果を確認することができます。

 

〇utm_ content:

広告コンテンツごとに効果を可視化したい場合、この項目に広告名を入れることで、広告コンテンツごとの効果を確認することができます。

 

URLにパラメーターを付与する場合、utm_source:、utm_medium:、utm_campaign:の3つのパラメーターは必須の項目になります。

utm_termとutm_contentに関しては必須項目ではありませんので、使用しないのであれば付与しなくても問題ありません。

※パラメーターの値を入力しなくても使用上は問題ありませんが、見た目が煩雑になるので使用しないのであれば、削除するのが望ましいです。

 

⇒ウェブサイトの流入分析について知りたい方はこちら

 

 

3.ヒートマップによる解析

パラメーターを使ってユーザーの流入経路を識別する解析ツールはGoogleアナリティクスだけではありません。ランディングページの最適化(LPO)を進めていくうえで、Googleアナリティクスともう一つ活用されているのがヒートマップツールです。

 

ヒートマップを確認できる分析ツールはいくつかありますが、その中でもPt-mind社が提供している《PTエンジン》というツールは、Googleアナリティクスと同一のパラメーターを利用することができ、入稿管理が比較的容易なツールといえるでしょう。

 

ヒートマップツールを用いることで下記の要素を分析することが可能です。

 

クリック位置:ランディングページのどこがクリックされているのか。

注目度(アテンション):ランディングページのどこが注目(読み込まれている)されているのか。

スクロール率:ランディングページのどこまで読み込まれているのか。

 

これらの要素をユーザーの流入経路ごとで分析することで、

それぞれの広告媒体に合わせたランディングページの最適化が可能になります。

 

4.まとめ

いかがでしょうか。

ランディングページを改善していく場合、その流入元となるインターネット広告との連携は欠かせないものです。

流入元を識別するためには、広告を入稿する際にランディングページのURLにパラメーターを付与する必要があります。

もし、パラメーターを付与していないのであれば、広告ごとの流入を識別することができず、

どの経路からのユーザーが効果に結び付いているのかを判断することができなくなってしまいます。

流入経路ごとの傾向を正しく分析することで、ユーザーの特徴やランディングページの課題を発見することができるようになるでしょう。

インターネット広告を使ってウェブマーケティングを進めていく場合は、このパラメーターを忘れずに付与すると良いでしょう。